立場が変わると…。

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僕は「理学療法士」というリハビリ関係の仕事をしていますが、

週に23回、仕事の後にジムに通っています。

軽く筋トレしたり、ヨガをしたり、身体を適度に動かすことで気分転換を図ります。

心地よい適度な疲れも生じるので、寝つきも良いようです。

 

「仕事で運動をして、何故好き好んでまた運動を?」

と、不思議に思う方もいるかもしれません。

ですが、立場は全く違います。

 

指導する側と、される側

前者には責任が伴いますし、

第一お金をもらっているので、下手なことはできません。

こんな僕でも精一杯気を遣って、

一応責任感を持って仕事をしています。

 

一方ジムに通うのは、半ば趣味ですから、適当です。

全部自分のさじ加減、自分の好きなように振る舞います。

疲れていたら、お風呂にだけ入って帰ります。

先月は、ほとんどお風呂だけでした。

 

そんなある日の、マシーンを使って筋力トレーニングをしていた時の出来事です。

通称バタフライと呼ばれるマシーンで、

肩を内側に動かすことで、大胸筋を鍛えるものです。

僕も結構いい歳なんですが、

それでも重い重量を上げられたら、ちょっとした喜びがありますし、

それがモチベーションにつながります。

去年よりワンランク上がると、それなりに嬉しいものです。

 

前置きはさておき、

とある女性のフィットネスインストラクターが僕の方に近づいてきて、

何やら指導らしきものを始めてきました。

「そんなに重たいものを使う必要はないんです。姿勢が崩れています。」

僕が自分の実力より少し重量の重いものを使っていることを指摘、

背中がシートから離れていることも注意されました。

「そーですよね。でも、少しでも重たいものができると嬉しくて

と、ちょっと言い訳めいたことを言うと、

「ダメです。意味がありません。」

有無を言わせず、結構強く迫ってきます。

「キレイなフォームでやってください。」

とりあえず、重さを軽くして、正確なフォームで行うと、

彼女は満足したような顔で一言言い残して去っていきました。

「そーです。それでいいんです。」

「・・・・・」

 

もちろん僕が指導する立場であれば、彼女と同じことをしたかもしれません。

フォームを崩すと、目的である筋肉をしっかりと収縮させることが出来なくて、

結果として目的とする筋肉の筋力強化はできなくなります。

代償動作は極力避けるべきです。

そんなことは百も承知です。

 

でも…、なんです。

運動には大切なモチベーションが必要です。

続けるには何かしら目標というか、

楽しみが必要です。

去年よりちょっと重たいものが上げられたという事実が

それになることもあるのです。

 

指導される立場になると、いろいろ感じることがあります。

指導者としてわからなかったことが、

立場が変わると解るようになることもあります。

 

(患者さんはこうしたことにこだわりを持つのか…)

(そういう言い方はきつい。)

(言うのは簡単だけど、やるのは大変)

 

まぁ、すべてのケースを想定することはできませんが、

ちょっと頭の隅っこに置いておくだけで、指導する方法は違ってきそうです。

 

今後は少しでも指導される側、患者さんの立場に立って、

指導をしていきたいと思います。

 

ありがとうございました。

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