足踏み運動 〜歩行と足踏みの違い〜

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本日は足踏み運動です。

歩行と似ていて馴染みのある運動ということで、リハビリにも頻繁に用いられています。

歩行の前段階の運動として用いられることが多いですね。

また、急性期のリハビリでも、足踏みは用いられます。

術後早期の患者さんは、離床の際にいきなり歩くことはリスクがあります。

まず安全な状態でバイタルを確認しながら足踏みを行い、それで問題なければ歩行に移行する方が良いでしょう。

 

歩行と足踏みは違う?

歩行と足踏み、確かに似ています。

移動を伴うか否かだけの違いに感じるかもしれませんが、この2つは明確に違います。

では簡単に比較をしてみましょう。

両者とも有酸素運動であり、消費カロリーにほぼ違いはあまりありません。

脂肪燃焼効果はありますので、ダイエットにも良いでしょう。

では次に使われる筋肉についてみてみましょう。

歩行は支持するために大腿四頭筋ハムストリングス 中臀筋、つま先を上げるための前脛骨筋、重心を前方に移動させるための大臀筋、蹴り出しのための下腿三頭筋が働きます。

また振り出しのためには腸腰筋も働きます。

 

では足踏みはどうでしょうか。

前に進まずその場での運動になるため、大臀筋の働きは弱くなります。

また歩行では振り出しが腸腰筋のみによって行われるわけではなく、

下腿三頭筋の蹴り出しによって、自然に足が振り出されるかたちになりますが、

足踏みでは腸腰筋を使って脚を持ち上げることになります

足踏みではこの腸腰筋が疲れてくるため、長時間は行えません。

また、歩行ではつま先が床に引っかからないように、つま先を持ち上げる前脛骨筋が働きますが、

足踏みでは働きは弱くなるでしょう。

 

歩行と全く同じ効果は得られないものの、歩行に近い効用があります。

違いは認めながらも、適切に選択しながら用いたいものですね。

 

運動の方法

立位となります。

立位が不安定な方は、テーブルや椅子の背など、しっかりとしたものにつかまってください。

 

脚を交互に持ち上げ、その場で足踏みをします。

 

足底が床から離れない方は、踵を浮かす程度から行っても良いと思います。

できるところから始めましょう。

 

ありがとうございました。

 

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